日本では、◯◯世代(団塊世代など)というように生まれた世代ごとに名前が付けられる傾向があります。その1つが1982年生まれの人が該当する「プレッシャー世代」です。
プレッシャー世代とは?
プレッシャー世代とは、一般的に1982年から1987年に生まれた世代の人のことを指します。プレッシャー世代は氷河期世代(1970年頃から1982年はじめ頃)とゆとり世代(1987年4月から2004年4月)の間になります。
プレッシャー世代は、こども時代にバブル崩壊、社会人になってからは2000年代初めのリーマン・ショックなど、不景気や不安定な社会の中で、さまざまなプレッシャーに耐えながら生活してきたことから、プレッシャー世代と呼ばれてます。
氷河期世代 | プレッシャー世代 | ゆとり世代 |
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1970年~1982年生まれ | 1982年~1987年生まれ | 1987年~2004年生まれ |
プレッシャー世代という観点から見た1982年生まれの特徴
プレッシャーに強い
プレッシャー世代は、その名の通り、バブル崩壊、リーマンショックなどの経済危機、阪神大震災などの大規模な天災、2001年に起きたアメリカ同時多発テロなど、個人ではとても抗えない出来事を経験したり、見聞きしたりしてきました。このようなことから、例え、想定外の展開が起こっても耐え抜く力や、プレッシャーを乗り越えるための強さを兼ね備えている人が多い傾向にあると言われています。
現実的な思考・現実主義者
1982年生まれの特徴として「プレッシャーに強い」と解説しましたが、これに関連して、現実的な考え方をする人が多い傾向にあります。
上述したように、さまざまな不景気、震災、重大ニュースなど、社会の厳しさを目の当たりにしてきた経験からか、現実的な考え方をする人が多いと言われてます。
冷静かつ理性的な判断ができる
さまざまなプレッシャーに耐え、困難な状況を乗り越えるためには、自分を客観視して冷静に物事を見つめる力が必要です。そのため、1982年生まれの人は、冷静かつ理性的な判断ができる人が多いと言われてます。
忍耐力がある
就職氷河期とプレッシャー世代のちょうどはざまにいる1982年生まれは、プレッシャーに耐えてきて困難に立ち向かってきた、つまり忍耐力があるということも特徴の1つです。
柔軟性や適応力が高い
1982年生まれは変化する環境や社会に対して高い柔軟性と適応性を持っています。特に、パソコンやインターネットの急速な普及に対応し、柔軟な考え方や適応力の発達につながっていると言えます。
まとめ
プレッシャー世代である1982年生まれの特徴について解説しました。
- プレッシャー世代は不景気・天災・重大ニュースなどを経験・見聞きしたことから、プレッシャーに強い世代である
- プレッシャー世代である1982年生まれの特徴は、プレッシャーに強い、忍耐力がある、柔軟性があり適応力が高い、などが挙げられる。