この記事のポイント
- 情報処理安全確保支援士試験に3ヶ月の短期間で一発合格した実体験に基づく勉強スケジュール
- 試験対策の各フェーズ(2月・3月・4月)における効果的な学習方法と使用した教材の紹介
- 午前試験と午後試験それぞれの対策法と時間配分の最適化方法
- 捨て分野を作るリスクと、総合的な対策の重要性についての警告
- 試験直前の効果的な総仕上げの方法とコツ
情報処理安全確保支援士試験に挑戦しようと考えているものの、「どのように勉強すればいいのか」「どのくらいの期間が必要なのか」と悩んでいませんか?
本記事では、3ヶ月という短期間で情報処理安全確保支援士試験に一発合格した資格マニアさんの勉強スケジュールと使用教材、そして成功のポイントを詳しく解説します。
100種類以上の資格を取得してきた資格マニア「脱線おじさん」の実体験をもとに語るので、信頼性の高い情報をお届けします。この記事を読むことで、効率的な学習計画を立て、確実に合格を目指すための具体的なイメージがつかめるでしょう。
分かりやすく言語化
結論から言語化
情報処理安全確保支援士試験に3ヶ月で合格するには、効率的な時間配分と戦略的な教材選びが重要です。
なぜなら、この試験は範囲が広く難易度も高いため、闇雲に勉強するのではなく、フェーズごとに最適な教材と学習方法を選び、限られた時間を最大限に活用する必要があるからです。
例えば、資格マニアさんは午前対策を毎朝25問の演習だけに絞り、残りの時間を午後対策に集中させました。また、基礎固めの「上原本」から始め、「午後問題の重点対策」で記述のコツを掴み、最後に「村山本」で総仕上げという段階的アプローチを取りました。
情報処理安全確保支援士試験に短期間で合格するには、午前対策は習慣化して時間を限定し、午後対策に十分な時間を確保するとともに、基礎固め→問題演習→総仕上げという段階的な学習戦略と、捨て分野を作らない総合的な対策が効果的です。
明日から「過去問道場」で午前問題を毎日25問解く習慣をつけ、同時に「午後問題の重点対策」で記述問題の演習を始めてみませんか?まずは2週間続けて、自分のペースを掴んでみましょう。
背景から言語化
情報処理安全確保支援士試験は高度情報処理技術者試験の中でも難易度が高く、合格率も低いため、多くの受験者が長期間の学習が必要だと考えがちですが、効率的な学習方法と戦略的なアプローチがあれば3ヶ月でも合格できます。
この試験の特徴として午前試験は過去問の類似問題が多く、午後試験は長文の記述式という構成になっているため、午前は反復練習で対応力を養い、午後は記述のポイントを押さえた演習が必要ですが、多くの受験者はバランスよく時間配分ができていません。
午前対策は「過去問道場」を使って毎朝25問を解く習慣をつけ、残りの学習時間はすべて午後試験対策に回し、「午後問題の重点対策」で記述のコツを学び、捨て分野を作らずに全範囲を学習しましょう。
この方法で学習すれば、午前試験は安全に合格ラインを超え、午後試験も記述のポイントを押さえた回答ができるようになり、3ヶ月という短期間でも情報処理安全確保支援士試験に合格できる可能性が大きく高まります。
2月:基礎固めと午前試験対策のスタート
テキストを用いたインプット作業
2月の頭から勉強を開始し、まずは試験の概要を把握するためのインプット作業から取り組みました。使用したのは「上原本」と呼ばれる教材です。この教材を選んだ理由は以下の通りです:
- レビューが高評価だった
- 書店で実際に手に取って確認した結果、試験範囲をカバーしており、わかりやすく解説されていた
- 章ごとに確認問題があり、重要ポイントの理解度をチェックできる
このテキストは2週間で2周読みました。難解な内容も当然含まれていますが、そこはあえて深く考えず流し読みしても大丈夫です。後の問題演習を通じて理解を深めていけばよいのです。
午前試験対策のスタート
テキストによるインプットが終わった2月中旬頃から、午前試験対策に着手しました。使用したのは「過去問道場」という無料サイトです。このサイトの特徴は:
- 無料とは思えないほど解説が充実している
- 選択肢すべてについて詳細な解説がついている
- 直近30回分の過去問が掲載されている
情報処理安全確保支援士試験の特徴として、過去問の類似問題が多く出題される傾向があります。具体的には、過去問と論点は同じだけど、数字やパターンを微妙に入れ替えて出題されるようなケースです。このため、正解の選択肢だけでなく、不正解の選択肢もしっかりと理解しておくことで、本試験での応用問題にも対応できる力がつきます。
過去問は直近の10回分から20回分までは解いておくことをお勧めします。
資格マニアさんは午前免除で受験したにもかかわらず、当時掲載されていた29回分すべてを解いていました。それほどしなくても合格は可能ですが、午前対策で得た知識は午後試験の記述の下地にもなるため、余力があれば多く解いておくと良いでしょう。
午後試験対策の並行スタート
午前対策を10回分ほどこなして慣れてきたところで、午後対策も並行して開始しました。使用したのは「午後問題の重点対策」という問題集です。この問題集の利点は:
- どのように記述すれば得点になるかを詳細に解説している
- 記述に慣れていない方にとって非常に参考になる内容
この段階で重要なのは、捨て分野をあまり作らないことです。
資格マニアさんはプログラミングを捨て分野としましたが、実際の試験ではプログラミング関連の問題が4題中3題も出題され、苦戦しました。
幸い合格できましたが、これは大きなリスクを冒したと言えます。捨て分野は極力作らず、最低でも2分野までにとどめることをお勧めします。
3月:午前・午後の対策を並行して強化
午前問題の日課化
3月からは、毎朝6時半から通勤時間を含め午前問題を25問解く習慣を確立しました。これを毎日の日課として継続することで、午前対策はこの時間だけに限定し、それ以外の学習時間は午後対策にシフトする戦略を取りました。
この戦略は大正解でした。本試験でも午前試験は安全に合格できたうえ、午後対策に十分な時間をかけることができました。新方式になった現在でも、午前対策についてはこの方法で良いと思われます。
午後問題対策の深化
3月上旬までは引き続き「午後問題の重点対策」を使って午後対策を継続しました。この頃には長文問題にも慣れてきたので、電子データをタブレットに入れて通勤電車で演習するようにしました。対衝撃性カバーとハンドストラップが付いたタブレットケースを使用することで、通勤電車でも快適に長文を読むことができました。
問題を解き切れなかった場合は、駅のホームの椅子に座って完了させてから帰宅するという徹底ぶりでした。
より多くの問題演習への挑戦
3月上旬で「午後問題の重点対策」を2周終えたので、中旬からは「パーフェクトラーニング」に着手しました。このシリーズは令和4年春を最後に絶版となりましたが、非常に価値の高い教材です。その理由は:
- 過去問25回分をダウンロードサービスで解くことができる
- 午後問題の解説が「重点対策本」では網羅しきれていない部分をカバーしている
- 午後問題の数をこなしたい人にとって最強の問題集
ただし、あくまで「重点対策本」を使い込むことが最優先です。時間に余裕がある方や、可能な限りの対策を打ちたい方に「パーフェクトラーニング」はお勧めします。
学習の進捗管理には、Excelで試験問題リストを作成し、どこまで終わっているかを可視化しました。これにより挫折を予防し、モチベーションを維持することができました。
4月:試験直前の総仕上げ
午前問題の継続と午後問題の集中強化
4月も引き続き試験当日まで毎朝25問解く習慣を継続しました。午後対策は3月に続き「パーフェクトラーニング」での学習を続けました。試験の約2週間前には「パーフェクトラーニング」も2周解き終えました。
この時点での反省点として、セキュアプログラミングを捨て分野と決めてしまったことがあります。
実際の試験では4題中3題がプログラミング関連の問題だったため、この判断は誤りでした。結果として運よく合格できましたが、同じ失敗を繰り返さないよう注意してください。
最後の総仕上げ
試験2週間前から当日までは「村山本」を猛ダッシュで参照しました。この本の使い方のポイントは:
- 「アドリブ100点満点感覚」で解く
- 出題文中のフレーズから適切な回答パターンを素早く選択する訓練をする
- 例えば「○○の設定は可能だがしていない」というワードがあれば「攻撃に備えて○○の設定を導入する」と回答するといった具合
ただし、この「村山本」は最初から手を出すものではありません。ある程度午後問題対策をやり込んだ後に使用する問題集です。著者も同様のことを述べています。
まとめ:3ヶ月で合格するための戦略ポイント
3ヶ月という短期間で情報処理安全確保支援士試験に合格するための戦略ポイントをまとめます:
- 2月(基礎固め):
- テキスト(上原本)を2周して試験範囲の全体像を把握
- 「過去問道場」で午前試験対策を開始
- 「午後問題の重点対策」で午後試験対策も並行スタート
- 3月(対策強化):
- 毎朝25問の午前問題解答を日課化
- 「午後問題の重点対策」を2周
- 「パーフェクトラーニング」で更に午後問題の演習量を増やす
- 4月(総仕上げ):
- 毎朝の午前問題解答を継続
- 「パーフェクトラーニング」の2周完了
- 試験2週間前から「村山本」で最終仕上げ
- 成功ポイント:
- 午前対策は毎朝の短時間で集中的に行い、それ以外の時間は午後対策に注力
- 捨て分野を極力作らない(作るとしても最大2分野まで)
- 最後の総仕上げに「村山本」を活用
- 反省点:
- セキュアプログラミングを捨て分野にしたが、実際の試験では多く出題された
この戦略に従えば、3ヶ月という短期間でも情報処理安全確保支援士試験に合格できる可能性が高まります。特に午前対策を毎朝の短時間に限定し、残りの時間を午後対策に充てる方法は非常に効率的です。
本記事著者のあとがき
資格マニアさんの方法で3ヶ月という短期間で情報処理安全確保支援士試験に合格したこともすごいですが、地道な継続力はやはり誰しもできることではないと思いました。
私も真似したいと思う点は、午前試験対策を「毎朝解く」という形で習慣化し、それ以外の時間を午後対策に充てることです。これにより、より難易度の高い午後試験に十分な時間をかけることができますね。
学習には辛い時期もありますが、努力は必ず報われます。家族や友人との交流すら犠牲にするのは考えものですが(笑)、それだけの価値がある資格なのではないでしょうか。
この記事を読んでくださったあなたも、ぜひ効率的な学習計画を立て、確実に合格を勝ち取ることを祈ってます!